food_gohan

1: 2018/06/29(金) 22:36:22.99 ID:a/vad+0C0● BE:324064431-2BP(2000)
いったいなぜ?「日本人のコメ離れ」と「パックご飯の爆売れ」という矛盾

コンビニやスーパーでよく見かけるパックご飯。実は隠れた売れ筋商品だ。
その市場は20年間で、実に5倍も拡大している。
パックご飯の生産量は1998年に3万5000トン、2017年には16万1000トンになった(農林水産省 「食品産業動態調査」)。
いまどき長期にわたってここまで成長している市場も珍しい。一方で、私たちはコメを食べなくなった。

この50年でコメの消費量は半減しているのだ。
日本人が一年で食べるコメの量は、1965年に111.7キロ、2016年には54.4キロ(農林水産省「食料自給率に関する統計」)。
コメ市場は縮んでいるのに、パックご飯は売れている。この一見矛盾する事実をどう説明すればいいだろうか。

■臭いなし、賞味期限も長い

パックご飯を買っているのは、50~60 歳代の主婦やシルバー層だ。
子どもたちも独立し、自分が食べる量も減った。夫婦は別々に活動することも多く、個食ニーズは強い。

簡単に食べられるパックご飯はこの世代にうってつけなのだ。さ
らに、女性の社会進出や晩婚化といったトレンドが後押しし、単身世帯や共働きにも普及した。

ちなみに、私はパックご飯を備蓄用に大量購入している。
震災やパンデミックに備えて買いだめする人は少なくないだろう。このように、ニーズは広がり続けているのだ。

味も格段に美味しくなっている。
かつては、保存用酸味料の独特の臭いを敬遠する消費者も少なくなかったが、現在は製造段階で無菌処理したり、包装材で酸素を吸収・遮断したりして、臭いの軽減と賞味期限の延長(12ヶ月)を実現できている。
いまや26%もの人が週1回パックご飯を食べているという(全国包装米飯協会による2017年の調査)。

■コメではなく「時間」を買う人たち

しかし、パックご飯は割高だ。
スーパーで買うと、200グラム×3パックで定価398円ほど。200グラムあたり約130円だ。
一方コメは、だいたい2キロで1000円。

炊くと量が2倍に膨らむので、4キロ1000円。200グラムあたり20円だ。つまり、パックご飯はコメの6倍高いということになる。

私たちが6倍ものプレミアム価格を払う理由は、

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