1: 2016/04/17(日) 23:43:21.68 ID:CAP_USER*.net
熊本県などを震源とする地震で、活発な地震活動が観測される地域は、これまであまり活動がみられなかった南西側の同県八代市付近にも広がっている。

北東側は大分県まですでに拡大しており、気象庁は「これほど広範囲に拡大するのは(観測史上)例がなく、経験をあてはめられない。収まる気配もないので、今後の強い揺れに十分警戒してほしい」と呼びかけている。

同庁によると、16日午前1時25分に熊本市周辺でマグニチュード(M)7・3の本震が起きて以降、地震活動はまず北東側で活発化。約100キロ・メートル先の大分県中部までの範囲で、震度5弱~6強の地震が複数回、発生した。

さらに16日午前9時16分、今度は約40キロ・メートル南西側にある八代市で、M4・5の地震が発生。その後、同市周辺で規模の小さな地震が増えてきたという。

この南西側地域には、14日午後9時26分に前震(M6・5)を起こした活断層「日奈久(ひなぐ)断層帯」が通っている。東北大の遠田晋次教授(地震地質学)は「本震の地震の影響で、日奈久断層帯がさらに動いて規模の小さな地震を起こしている可能性がある」と話す。

一方、政府の地震調査委員会(委員長=平田直(なおし)・東京大地震研究所教授)は17日に臨時会を開き、16日の本震は別の活断層「布田川(ふたがわ)断層帯」の一部が動いて起きたとみられるとの見解を発表した。まだ動いていない断層で大きな地震が発生する可能性について、平田委員長は「今の地震学では言及できない。わからない」と話した。

2016年04月17日 22時16分
http://www.yomiuri.co.jp/science/20160417-OYT1T50070.html

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