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1: 2017/08/06(日) 10:05:33.85 ID:AtAoWZCN0● BE:299336179-PLT(13500) ポイント特典
疫学調査の結果から、注意欠陥多動性障害(ADHD)は成人の1.65%が抱えており、自閉症スペクトラム障害に含まれるアスペルガー
症候群を抱える人は人口の1%と言われています。これらの発達障害は、決して珍しくはありません。自分の周りに
発達障害で苦しんでいる人がいたら、どのように関係を築けばいいでしょう。くどうちあき脳神経外科クリニック院長、工藤千秋さんに聞きました。【ジャーナリスト・村上和巳】

◇集中している時に遮らない

ADHDもアスペルガー症候群も、現在の治療選択肢は限られ、短期間で劇的に改善するものではありません。そうした観点から私は、周囲が接し方を学ぶことの方が重要ではないかと考えています。

◇とにかく丁寧に説明する

こうした時はワンクッション置くことが重要です。集中から解けるのを待って、あるいは何かに集中する前に、よりプライオリティー(
優先順位)の高いことは何かを懇切丁寧に説明しましょう。ADHDやアスペルガー症候群の人は知能的に問題があるわけではないので、順序立てて説明すればきちんと理解してくれます。

◇「なぜ?」は無意味

ADHDやアスペルガー症候群は、思考や感情をつかさどる前頭葉を中心とした脳機能の障害が原因と考えられています。しかし、これまでの診療経験から、頭頂葉に関連する
機能の空間認識能力にやや難があることが多いと私個人は感じています。
静かにしなければならないところで盛んに人に話しかけたり、動き回ったりしてしまう人もいます。このような時は、なぜそれが他者の迷惑になるのかを冷静に説明することが肝要です。

◇改善を求める時は1点集中

ADHDやアスペルガー症候群の人は複数の作業を一度に行うことが極めて苦手です。改善してもらいたいことがいくつもある場合は、
まず最も優先順位が高いと思われるもの一つのみに絞って指摘しましょう。改善されるまでに時間はかかりますが、一旦改善されると、
周囲が驚くほどルーティンワークのように定着することはよくあります。そうなったら、改善してもらいたいことの中で次に優先順位の高いものを指摘すればよいのです。

ADHDやアスペルガー症候群の人に対して、「どうして……」と思うことがいくつもあるかもしれません。しかし、彼らは目には見えないだけで、先
天的な脳の機能障害を抱えているのです。このことを私は改めて強調しておきたいと思います。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170806-00000028-mai-soci

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