1: 2018/11/27(火)09:22:47 ID:???
妊娠中に「予防接種」を受けることで赤ちゃんがアレルギー体質にならないようにするしくみを、国立成育医療研究センターなどの研究チームがマウスの実験で見つけ、26日に発表した。
花粉症や食物アレルギー、ぜんそく、アトピー性皮膚炎などを防げる可能性がある。
今後、人での効果を確かめて数年以内の実用化を目指す。
「灯台下暗し」だったアレルギー予防 博士の着想が原点
アレルギー体質になるかどうかは、生後3カ月までに免疫グロブリンE(IgE)と呼ばれる物質をたくさんつくる体質になるかどうかで決まる。
IgEが花粉や食物、ダニなどと反応し、花粉症や食物アレルギー、ぜんそくを発症する。研究チームは、胎児や乳児期にのみ現れる「mIgE陽性B細胞」に注目。この細胞の表面にあるIgEに、花粉や食べ物などの原因物質(アレルゲン)が結びつくと、IgEを大量に作り始める。
一方、このIgEに特殊な薬を結合させると、細胞を自殺させるスイッチが入り、生涯にわたってIgEが作られなくなる。
妊娠中の母親マウスに薬を注射すると、胎児マウスの体内では、ほとんどIgEが増えないことを実験で確かめた。
母体からへその緒を通じて赤ちゃんに送られ、mIgE陽性B細胞が死滅した可能性が高いとみている。
効果はマウスが生まれた後大人になっても続き、アレルギー体質にはならなかった。悪影響がないことも確認した。
(以下略)
https://www.asahi.com/articles/ASLC65WK0LC6ULBJ00Z.html
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