pose_aisowarai
1: 2017/05/23(火) 14:14:05.52 ID:CAP_USER9
「鬱傾向にある人」の9割以上が医療機関で診断を受けていない-。
鬱傾向にある人の意識と行動に関する調査で、こうした結果がまとまった。
調査を担った藤田保健衛生大医学部の内藤宏教授(精神神経科)は「身近な内科医に相談し、そこから精神科受診を勧める体制づくりが必要」と話している。(村島有紀)

20歳から69歳までの1万9975人を調査。その結果、

(1)最近1カ月間、気分が沈んだり、憂鬱な気持ちになったりすることがよくあった

(2)最近1カ月間、物事に対して興味がわかない、あるいは心から楽しめないことがよくあった

の2つの質問で、いずれかが当てはまった人を「鬱傾向あり」に分類したところ、39%(7796人)が該当した。

鬱傾向にある人は、ない人(1万2179人)に比べ、疲労倦怠(けんたい)感の身体的不調は2・5倍、睡眠障害も2・4倍、食欲不振または過食の割合も2・8倍多かった。
さらに精神的不調については、「不安で、いてもたってもいられない」「気分が重苦しく、泣きたくなる」「◯にたいと思うことがある」などがある割合が、5倍以上に上っていることが分かった。

藤田教授は「鬱病は早期発見すればカウンセリングを受けたり、生活環境を変えたりすることで、薬を飲まなくても治るケースも多い。早期発見・早期治療がその後の治療期間の短縮につながる」と、受診と診断の重要性を強調する。

相談したくない人の傾向は、「医師との関係が良好でない」「医師に相談しても、不調改善の効果を期待していない」など。
また、「身近な内科医がいない」ケースは、20代、30代の若年層が比較的多く、「不調に対する重症意識が低い」「医師だけでなく家族や周囲との関係性も良好でない」といったケースが目立った。

内藤教授は「相談したくないと回答した人の意見の中では、『医者は病気は診てくれるけど、病人として見てくれない』などもあり、医師側が改善しなければならない点も多く、医師の態度教育の必要性を痛感した」とする。

以下ソース先で
http://www.sankei.com/images/news/170523/lif1705230034-p1.jpg
http://www.sankei.com/life/news/170523/lif1705230034-n1.html

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